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Collection

Sp-fluid

2018.10

 パンツとスカートを「はく」という行為は同じ行為でありながら違う意識がある事に気づく。

この意識の違いは「性差」が関係していると考えた。

 20世紀頃から女性はパンツを履くようになり、男性がスカートを履く場面もある。時代によって移り変わるが、「はく」という行為によってジェンダーやジェンダーレスの動きが実体となって見えてくる。それは「はく」行為自体が変わりやすく流動的でフレキシブルなものであり、私たち自身も同じような性質なのではないかと想像させる。

 そこで男女別にスカートとパンツを履いてもらいその感覚を言語化した。

 しかし実験した結果、感覚や触感と感触は男女で大きく違いがあり、そこには埋めることのできない「性差」というものが存在した。女性にはあり男性にはない、女性にはなくて男性にあるもの。その感覚の差というものは、その性であるからこそ感じ得られるものである。

 その違和感というものはこのSp-fluidというプロセスから読み取ることができるのではないか。

*ここにおける「Sp-fluid」は私が作った造語でありspreadとfluidを掛け合わせている。

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